みなさま、はじめまして。
日本ではまだ聞きなれない「ペットシッター」。飼い主さまが家を空けているあいだ、飼い主さまの代わりにペットのお世話をする人のことをいいます。このシッティングサービスは、アメリカでは「Rover」や「Dog Vacay」という専用アプリもあるくらい、日常的に活用する習慣があります。
ペットというのは単なる動物ではありません。私たちにとって本当に大切な「家族」です。だからこそ辛いこともあります。わたしがペットシッターになったのも、辛い経験がきっかけでした。
M・シュナウザーのハナは、病気をもっていましたが日常生活は問題なく、おてんばで少しおっちょこちょいでご飯が大好きな女の子でした。それでも少しずつ体調が悪化して入退院を繰り返すようになり、混乱の生活が2週間つづいて、最期のときを迎えました。幸いにもわたしは、当時の職場で理解のある上司に恵まれており、入退院に対応するために欠勤を繰り返していたにもかかわらず、そうした行動を温かく受け止めてくださいました。それでもワンオペの看病は不安でいっぱいでした、、、
この経験から、「わたしと同じように、何らかの理由で困っている人の力になりたい」と思うようになりました。1人で動物の看病や介護をしている方。旅行に行きたいけど、頼める家族や友達が近くにいないということもあると思います。ペットホテルなどの外の施設に頼むと、体調を崩してしまうと不安に思う方もきっといます。今わたしと一緒に暮らしているT・プードルのマリーも、もう15歳。歳を重ねていくと、家を空けなければいけないときなど、本当に心配になります。
そんなときにみなさまの力になりたい、それがわたしの想いです。
みなさまとの新しい出会いを、心より楽しみにしております。